麻雀実況中継と「する・なるの言語学」

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序盤に2sをポンした和泉プロ。その後,飯田プロは1sをつかむが,混一がそれほど警戒される捨てハイでないにも関わらず,それを河に捨てない。この状況を実況者は「1sが止める」と表現する。英語だったら1sを止める,になるはず。場況を状態として実況する日本語の特質が見られる。

井上・堀田両先生のyoutubeチャンネルで多々良直弘さんの回が参考になる(スポーツ実況の言語学)。

 

3月5日追記

すべての麻雀実況が状況描写的とは限らないことを追記する。モンドでも対局者の行為に焦点を当てた実況をする人もいる。そういえば、Mリーグの日吉さんはどうなんだろう?