医学部学生を対象とした研究。そこまで知的水準が高くなれば、差はないということ。
医学部学生を対象とした研究。そこまで知的水準が高くなれば、差はないということ。
窪薗晴夫 「日本語の二重母音」
東京方言、鹿児島方言、甑島方言のいずれも /ai/, /oi/, /ui/が二重母音と考えられる。
西村康平 「日本語の外来語における有声性変異」
p. 36 阻害音は分節音として無声であるのが無標な構造である。有声阻害音は有標性を有している。
日本語で、一つの形態素の中に有声阻害音が複数現れることができない(cf. ライマンの法則)。ただし、外来語は例外となる。
e.g. バグダット ~ バクダット
バドミントン ~ バトミントン
上記の反例。
e.g. アボカド ~ アボガド
ギプス ~ ギブス
ハンブルグ ~ ハンブルグ
二重有声阻害音-外来語にのみ見られる。かなりの頻度で無声化する。
e.g. バッグ~バック ドラッグ~ドラック
ベッド~ベット
逆に無声音が有声化するものもある。
e.g. ダック~ダッグ ドッグ~ドック
ブレット~ブレッド
共起制限の違反がなければ、無声化も有声化も観察されない。
e.g. ヘッド~*ヘット フラッグ~*フラック
キック~*キッグ ヘルメット~*ヘルメッド
[s-z]の変異
e.g. インディアンズ~インディアンス ヤンキーズ~ヤンキース
有声阻害音の共起制限の回避と見られるものも多いが、そうでないものも少なくない。他の阻害音の有声性変異とは異なる。
福島彰利「分綴と音節量について」
prefortis clipping と後続音節の間に見られる、長さの代償的関係。
服部範子「歌から探る英語の好韻律性について」
3.1. …日本語母語話者が英語の第一強勢を声の高さ(ピッチ)で置き換えることは良く起こる。 e.g. computerは、日本語英語で、低高低
3.3. 英語の強弱と日本語の高低の対応は9例中3例にとどまった。英語の弱強と日本語の低高の対応は10例中2例にとどまった。
発話時の行為は現在進行形、現在における習慣は現在形と整理されることが多いが、この2形式は文脈が重複することがある。
p. 32 And then, when I'm home, I'm normally just chilling out in the evening. 現在習慣だが現在進行形が使われている。
p. 35 So, I'll do my daily job, which is ... 現在習慣が未来形
[It] takes me about an hour on the bus to get home or it'll take about 40 minutes if I drive. 現在習慣は現在形、実際にやっていないことは未来形。
So, I come home, I'll cook dinner. 現在習慣が未来形。
p. 38~39 現在習慣が未来形になる例が多く見られる。
p. 2
「…このような日本人たちの問題は、語い、文法、発音などの言語知識に関するものというよりは、英語で期待される話し方に関するものだと気づかされる」
p. 148-149
バック転回 → バク転
物的証拠 → 物証
断然トップ → 断トツ
短縮にあたって、促音はスキップされたり、保持されたり、非促音に変化したりする。
サウンドトラック → サントラ
ブルーマウンテン → ブルマン
次のような語法は現代英語で特殊なものとされ,歴史的な経緯で生じたとするのが一般的である。
She looked him in the eye.
lookは自動詞なので目的語を取るのはおかしい。そこで,この語法を古英語時代に存在した「所有の与格」の名残であるとするのである。
この説明の問題点は,古英語時代に同様の例がないことである。lookは本来語であるので,あってもおかしくないはずなのだ。この点についてAllen (2019:191) は,look ~ in the eyeのようなものは古英語以来のものではなく,後の時代に発達するlook, stareの他動詞用法の遺物である」と述べる。
look ~ in the eyeのような表現についてもう一言述べると,固定表現性が高いことがある。
She looked him { in the eyes / in the face / ? in the mouth / *in the ear / *on the lips }.
She looked { the dog / the horse / ?the fish / ?the snail } in the eyes.
武本 (2023) は,英語の視覚動詞から成るEPCで前置詞句と目的語に課せられる制約について次のように説明する。「まず前提として,所有者を対格または直接目的語で表示する対格型EPCはその刺激の知覚を前提としている。」そのため,知覚がない場合は成立しにくい。独語の場合は与格EPCなので,そのような制約がない。